2020/10/20
私たちは考えることが得意です。
心で思ったとしても、その思いはすぐにアタマへ移動してしまいます。
やっぱりこうするべき、こっちの方が得、こう思われたいなど、
無意識のうちに分析や計算をして、
いつの間にか本当の気持ちの居場所は占領されてしまいます。
さらに私たちは、アタマで考え出した答えを、
自分の気持ちや意思だと思い込んでしまうのです。
その一連の流れの中で築いてきた自分を、
人は長い間、本当の自分だと思い込まされ錯覚しているのです。
2020年12月からは、いよいよ「風の時代」。
世の中も、個人も、嘘が通用しない時代です。
これまで蓋をしていた本当の自分の思いに、光を当てて生きる時代です。
風の時代をスイスイと生きるために、
今まで隅に追いやり、忘れていた自分を思い出しましょう。
そのためにはまず、考えることを少しの間やめてみる。
“考える”ではなく、“感じる”ことに集中するのです。
いつもアタマをフル回転させている人にとっては
少し難しく感じられるかもしれませんが、
そんなときは目を閉じて、
たとえばアロマの香りにただただ心地よさを感じてみる。
または、何かに没頭してアタマを空っぽにしてみるのもいいでしょう。
はじめのうちは雑念が邪魔をしてくるかもしれませんが、
少しずつ深い思いに近づいていくはずです。
もしかしたら、今の自分とは違う自分がそこにはいるかもしれません。
どこでも、どんなときでも、本当の自分の気持ちにアクセスすることができれば、
これからの人生は、もっと楽しく楽ちんになるはずです。